作小屋の暮らし 

作小屋の棚田

作小屋は貴重な文化遺産

棚 田

先人の苦労を再認識
 
 現役を退いて、初めての田植えとなりました、今までの作業は、ノルマを果たすだけの、手抜き作業であったようです。
 石垣の修理・草取り、水路の修理・水回し、代開け、畦削り・畦塗り、くり打ち、等々、暇のはずなのに、いつもより時間がかかりました。
 じっくり作業に取り組む中で、急傾斜地に開墾した棚田は、石垣や床盤、水路それぞれに、機械もない頃の先人の知恵や苦労が偲ばれます。「粗末にゃでけん、なくしちゃいかん」と、肝に銘じました。
 作小屋もリニューアル中です。長年のツケがあちこちに目立つこと目立つこと、たいへんです。
 皆さん、作小屋を造った、先人の知恵や苦労を体験したり、ソバ打ちでもやりながら、囲炉裏を囲み焼酎でも飲みましょう。 
 随時加勢は歓迎ですよ。遊びに来てください。

                                                                              

田んぼを見渡す位置に作小屋がでんと置かれています これだけの石を集めるのも大変だったでしょうね
車も機械もない時代に
人力だけで築いた棚田
頭が下がります
傾斜地に造られた棚田

地形やそこにあった岩に合わせ
大小様々な石で石垣が造られています