作小屋の暮らし

8月の作小屋

醤油味噌の仕込み(しょい味噌)

先ず釜で大豆と大麦を煎ります  毎年、夏の暑い時期が来ると醤油味噌の仕込みです 大釜と釜めしげ(釜でものを煎るときに使います)です。昔から使っているものです。
暑くなると麹菌の繁殖が活発になることから、この時期に醤油味噌の仕込みとなります。
昔の作小屋は、醤油も自家製でしたが
今は、もろみを色々な料理に使っています。風味があり、我が家では重宝しています。


次に大豆を臼で挽き割ります。


同じく臼で大麦を粗挽きします。


次に大豆は釜で軟らかくなるまで煮ます。そして粗挽きした麦と種麹を混ぜて一週間から十日間ねかします。麹菌がまんべんなく繁殖したら、一升山盛りに塩二合半と水一升を混ぜ大樽に仕込みます。
上の図は、昔の、醤油を濾すためのしくみです。右のような醤油かごを使います。かごにしみ出した醤油をすくい取り調味料として食しました。
 今は、もろみを色々な料理の調味料として利用しています。
 たとえば、西米良特産の地ごんにゃく等の油炒めなどの調味料に使うと風味があって一段と食が進みます。
 
サラダや和風スパゲティによろしいの
ではないでしょうか。


2・3ヶ月したら食べられますが一年くらい寝かした方がおいしくなります。